青クマはクマの中でも最もできやすく、一般的には「目の下のクマ = 青クマ」と認識されているぐらいポピュラーなものです。多くの場合は寝不足によってできてしまう青クマですが、「毎日8時間寝てるけどクマが治らない」という人もいるように、青クマの原因は寝不足だけではありません。
そこで今回は、青クマの原因と解消方法についてご紹介していきたいと思います。
青クマの原因不良は血行不良
青クマができる原因は血行不良です。目の下の皮膚にはたくさんの毛細血管がありますが、血液は血行不良になるとヘモグロビンが黒く変色し、血管自体も青黒くなってしまいます。目の下の皮膚は他の部分よりも薄く0.2mmしかありませんので、青黒く変色した血管が透けて見え、青クマとして表れてしまいます。
【血行不良の原因】
- 睡眠不足
- ストレス
- 眼精疲労
- 体の冷え
- 肩こり
- バランスの悪い食事
睡眠不足
一番定番の青クマの原因。睡眠が不足すると血行が悪くなり青クマに繋がります。
ストレス
ストレスを感じると交感神経が刺激され、血管が収縮し、血液の流れが悪くなって血行不良を起こしてしまいます。
ちなみに、うつ病も自律神経を乱れさせ血行不良を起こしクマができてしまいます。精神的な負担はクマの原因になってしまいますので、自分なりの発散方法を探しましょう。
パソコンやスマホによる眼精疲労
最近青クマの原因で多いのが眼精疲労です。仕事でデスクワーク中心だったり、夜にスマホを使ったりすると自然と目の周りの筋肉が疲れていき、血行が悪くなります。
仕事なら定期的に休憩を入れたり、スマホを見るのがやめられない場合は電気を明るくしたり、「スマホ画面の明るさを落とす」「ブルーライトカットの保護シールを貼る」などの工夫をしましょう。
体の冷え
「冬は女性の8割がクマに悩む」とも言われており、体の冷えはクマの原因になります。血行を良くするためには体を温めることが大切なので、ホットアイマスクやホットタオルなどを使用しましょう。
肩こり
肩こりは見落としがちですが、肩が凝っていると顔全体の血行不良になりやすく、結果的に青クマに繋がります。自分でマッサージをするのもいいですが、コリが酷い場合はマッサージや整体へ行くのもおすすめです。人によっては驚くほど肩こりが治りますし、プロから肩こりにならないための対策も教えてもらえますよ。
バランスの悪い食事
脂っこい食事ばかりだと「血管にも脂肪がたまる」「血液がどろどろになる」ということが起き、血行不良につながります。特に男性がなりやすい原因ですので、外食が多い場合でもなるべく野菜もバランスよく摂取し、脂っこい食事は控えるようにしましょう。
青クマの解消方法
目の下のマッサージは絶対にNG
青クマの解消方法でマッサージ(またはツボ押し)が紹介されていることがありますが、おすすめしません。目の下の皮膚は他の部分よりも薄く刺激を受けやすいため、マッサージでこすってしまうとメラニンの色素沈着が起き茶クマの原因になってしまいます。
また、素人のマッサージでは血行改善の効果がイマイチ見えにくく、どれだけ続けても青クマが治らない人もいます。長くマッサージを頑張った結果、青クマが治らないうえに茶クマに悪化していた…となってしまっては意味がありません。
なので、血行不良を改善する場合はマッサージは辞めておきましょう。どうしても「マッサージで改善したい!」という場合は顔全体やデコルテなど目の下以外をマッサージしましょう。茶クマへの悪化を防ぎながら、間接的ではありますが目の下の血行不良の改善に繋がります。
ホットタオルで目を温める
皮膚をこすらずに血行不良を改善する方法がホットタオルです。お湯につけたタオルや、水につけて絞ったタオルをレンジで温めると簡単にホットタオルを作ることができます。お金もかからないので、学生の方でも気軽に試せるかと思います。
皮膚に栄養分(美容成分)を与えると血の巡りが良くなる
アイクリームを使うことで青クマ解消までの時間を短くすることができます。美容成分を与えると乾燥を防ぐことができ、血行不良の起こりにくい健康的な皮膚をキープすることができます。年齢を重ねることにより肌のハリや潤いは保てなくなってきますので、青クマが気になってきたら早めに対策を取っておきましょう。
青クマを治すまでに時間がない時は隠すのもおすすめ
茶クマや黒クマとは違って比較的治りやすい青クマではありますが、学校や職場などで人前に出るまでに治すことができない場合はコンシーラーやBBクリームを使って一時的に隠すのもおすすめです。時間もかかりませんし、毎日メイクをしている女性であれば、そこまで労力をかけることないかと思います。
詳しくは「たった5分!手軽にできる青クマを隠す方法」にも記載していますので、参考にしてみてください。