メラニンの色素沈着が原因の茶クマがマッサージやツボ押しで悪化してしまうのは、すでにご存じの方も多いかと思います。目元は特に皮膚が薄く、こするとくすみが酷くなるので、なるべく触れないようにケアしなければいけません。
そこでアイクリームの出番。
美容成分が含まれていることもそうですが、何よりアイクリームであれば肌を優しく滑らせるように伸ばしていくことができ、余計な負担をかけずに済むのが大きなメリットです。
茶クマ用アイクリーム選びで絶対に外せない3つのポイント
アイクリームと言っても何でもいいわけではありません。茶クマを悪化させないために、絶対に外せない3つのポイントがあります。
ポイント1.メラニンの生成を抑えたり、排せつする成分が含まれている
茶クマの原因はメラニンの色素沈着です。シミなんかと同じですね。
治すためには「メラニンの生成を抑制する」「色素沈着を起こした肌を排せつする(生まれ変わらせる)」ことが必要になるので、美白成分が含まれているものを選びます。
【有名な美白成分】
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
- アルブチン
- フラーレン
有名な成分は上記の4つです。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、ビタミンCを化粧品の中で壊れないように改良した成分です。
ビタミンCには「メラニンの色素沈着を抑える」「肌のターンオーバーを活性化する」という2つの効果があり、茶クマ(シミ、くすみも)との相性が抜群。
しかし、デリケートで壊れやすい成分であるため、改良されてビタミンC誘導体として化粧品に含まれています。
ハイドロキノン
そんなビタミンCの100倍の効果があるのがハイドロキノン。美容皮膚科でシミやくすみを消す治療に使われるほど強力な成分です。
強力であるため2000年代になってからようやく国内でも使用が認められ、現在はハイドロキノン化粧品として販売されています。
肌が弱い人は赤みが出たり、かぶれてしまうデメリットもあります。
詳しくは「茶クマを消すハイドロキノンの効果&おすすめ化粧品ベスト3」で解説&おすすめ化粧品をご紹介しています。

アルブチン
アルブチンは資生堂が開発した、厚生労働省認可の医薬部外品美白有効成分です。
『アルブチン』は資生堂が開発した、厚生労働省認可の医薬部外品美白有効成分です。コケモモに含まれていることでも知られています。
メラニンをつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する作用によって、過剰なメラニンの生成を抑制。シミ・ソバカスができるのを防ぐ効果が期待されています。
特許期間が終了したため、現在は多くのメーカーの美白化粧品にも使用されています。
大手化粧品ブランドの資生堂が「メラニンの生成を抑える」と言い、国からも効果を認められているわけですから、特に言うことはありませんね(笑)
また、アルブチンと同じ効果を持つ美容成分には、トラネキサム酸、m-トラネキサム酸、ニコチン酸アミド、ビタミンC、アスコルビン酸、L-アスコルビン酸、ビタミンCエチルなどもあります。
ここにもビタミンCが登場していますね!優秀です。
フラーレン
フラーレンは高いアンチエイジング効果を持った成分です。ビタミンCの250倍の抗酸化力(お肌の酸化を防ぐ力)を持っており、メラニンを抑えるだけではなく、肌のトーンを1ヶ月で明るくする力を持っています。
ただ、市販のフラーレン入り化粧品は少なく、アイクリームとなるとほとんどありません。私が知っている中ではホメオバウのアイクリームぐらいですね。
探すのが結構めんどくさいし、アレコレ比較するのもちょっと…なんで、上3つの成分が含まれているアイクリームから選ぶことをおすすめします!
ポイント2.保湿成分が含まれている
年齢を重ねると昔よりも肌が乾燥してしまいますよね。乾燥がすすむと肌にくすみができ、茶クマっぽく見えてしまいます。
そのため、アイクリームには保湿成分も含まれている必要があります。
【有名な保湿成分】
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- スクワラン
このあたりはネットやテレビCM、化粧品コーナーの広告などでよく見かけますよね。
茶クマに効くアイクリームとして販売されているものは間違いなく含まれていますので、「念のために確認しておく」ぐらいの感覚でOKです。
ポイント3.柔らかいクリームを選ぶ
硬めのアイクリームを選んでしまうと目元につけた時に余計にこすれてしまい、くすみの原因になってしまいます。
なるべく、スーッと伸びのよいものを選びましょう。
茶クマにおすすめのアイクリーム4選
以上の3つのポイントからおすすめのアイクリームをご紹介していきたいと思います。
メモリッチ(メモリッチ)
![]() | ブランド | MemoRich(メモリッチ) |
---|---|---|
価格 | 2,980円 | |
内容量 | 15g | |
発売日 | 2017/12/18 | |
種類 | 青クマ、茶クマ、黒クマ |
メモリッチは全てのクマのケアができる高保湿アイクリーム。茶クマに効果的なビタミンC誘導体と高保湿成分であるセラミドが含まれています。
その他の成分は青クマに効果的なビタミンKや黒クマに効果的な浸透型ビタミンCなど。
茶クマができていると思っていても、実は青クマや黒クマも同時に発症している混合タイプの場合もありますので、「なかなか茶クマが治らないな…」という方ほどおすすめです。
価格も1本2,980円なのもありがたいですね。デパコスのアイクリームなんかは1万円以上するものも珍しくありませんし(笑)
アイキララ(北の快適工房)
![]() | ブランド | 北の快適工房 |
---|---|---|
価格 | 2,980円 | |
内容量 | 10g(1ヶ月分) | |
発売日 | 2015/11/10 | |
種類 | 青クマ、茶クマ、黒クマ |
アイキララも青クマ、茶クマ、黒クマ全てに対応できるアイクリーム。それぞれに対して有効成分を含んでおり、茶クマに関してはハロキシルとビタミンC誘導体が効果的な成分です。
ハロキシルはフランスのSederma社が開発した成分。色素沈着改善の効果があり、「目元専用消しゴム」なんて呼ばれているほど。
ビタミンC誘導体はビタミンCが分解されないように化粧品用に改良した成分。ビタミンCにはメラニンの色素沈着を抑える効果や肌のターンオーバーを活性化する効果がありますので、茶クマを消すのに最適な成分です。
こちらも1本2,980円と市販のアイクリームの中ではリーズナブルなので試しやすいです。
QuSomeホワイトクリーム1.9(ビーグレン)
![]() | ブランド | b.glen(ビーグレン) |
---|---|---|
価格 | 6,480円 | |
内容量 | 15g | |
発売日 | 2014/4/1 | |
種類 | 茶クマ |
b.glen(ビーグレン)のアイクリーム「QuSomeホワイトクリーム1.9」は、ハイドロキノンと独自の浸透テクノロジーQuSome®を融合させたアイクリーム。
ハイドロキノンは美容整形のシミ取り治療にも使われるほどの成分であり「肌の漂白剤」とも呼ばれています。世界中の肝斑(かんぱん)治療に使用されており、個人輸入でハイドロキノン化粧品をゲットする人もいます(個人輸入ものは刺激が強すぎるのでおすすめしませんが)。
ビーグレンは心臓病治療にも使われる特許浸透技術を用いることで高い浸透力を発揮する化粧品を販売しているメーカー。角質層までしっかりと成分が届いてくれるので、他のアイクリームで効果を感じなかった人でも「ビーグレンに変えたら茶クマが気にならなくなった」という口コミがいくつか見られます。
こちらは #bglenの #ハイドロキノン 入り #美白美容液 #Qusomeホワイトクリーム です!
ハイドロキノンは美白には一番と言われているような成分で、効果が強いため市販品に入れていい量には制限があるんです💥
夜しかつけられないという注意事項がありますが、塗って寝ると翌朝肌が明るくなります☺️ pic.twitter.com/XCkuJS6rbA— 茅 (@kayabacho_OL) 2018年4月14日
サボってたb.glenのQuSomeホワイトクリームを最近真面目に使い出した。
シミがね、硬く盛り上がってきた⋯。
これはヤバイ作用なのか消えてくる作用なのか⋯。
消えてくる方に期待しつつ続けてみる!!
あんまりトラブル聞かないメーカーだしね。
写真は載せないよ😏— NAOCO (@crotchetyNAOKO) 2017年8月30日
QuSomeホワイトクリーム1.9も初回はトライアルセット(1,710円)が用意されており、365日間の全額返金保証も付いていますので、そちらから始めてみるのがおすすめです。。
プラセホワイター薬用美白アイクリーム(明色化粧品)
![]() | ブランド | 明色化粧品 |
---|---|---|
価格 | 1,188円 | |
内容量 | 30g | |
発売日 | 2012/2/21 | |
種類 | 茶クマ |
国産プラセンタを贅沢に配合したアイクリーム。薬用美白成分プラセンタが肌の奥まで浸透し、メラニンの生成を抑えて茶クマを根本から解消してくれます。
また、コラーゲン・ハトムギエキスなどの成分が、気になる口もとにアプローチ。肌にハリと潤いを与え、ふっくらとしたハリ肌へと導きます。
憧れの美人さんの「若いうちからアイクリームを使った方がいい」という意見を参考に、こちらを購入しました👏
プラセホワイター薬用美白アイクリーム
色素沈着とエイジング両方に効くみたい🤔
プチプラのなかでは評判が良かったので、効果が出ることを期待💖 pic.twitter.com/DsNadiHG6x— misaki 💍🌟 (@__m_s_k_m__) 2018年3月20日
#プラセホワイター #薬用美白アイクリーム
気になる部分だけのピンポイントホワイトニングケア☃️✨頬のシミと目元のシワと色素沈着!これをしっかりケアしていかないとです😱💦ホワイトニングサボってたけど、これからはちゃんと組み込もう😭🙏1188円のプチプラ✨😍#ブロネット pic.twitter.com/Iz3udSi9kb— のん (@A513sn) 2018年1月29日
プチプラでもあるため、高校生や大学生などお金に余裕のない人でも気軽に買えるのも魅力。
まとめ
しつこし茶クマも、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどメラニン生成を抑えるアイクリームを使えば治すことができます。
もちろん1日2日で完全に消すことは難しいです。
しかし「おっ!薄くなってきたかも」ぐらいであれば早ければ2~3日で実感できますし、1ヶ月、2ヶ月と続ければ普通の肌色にまで持っていくことも不可能ではありませんよ。